戦士 2024-09-03 21:24:37 |
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同感です。私達のような謂わば外部から来た人間にも皆さん親切で、こんなにも歓迎してくださって…。本当に良いところだと思います。ここのお水もとても美味しいですし。
( 人々の注目が逸れていくにつれ顔の火照りも次第に引いていき本来の落ち着きを取り戻すと、空っぽになったグラスを机上にそっと置きながら彼の意見に全面同意する。こんなにも新鮮で美味しい水を無料で提供出来るのは、この村周辺が良質で豊富な水資源に恵まれているからには違いないだろうが、その環境をこうして保てているのは此処の住民達の力によるところが大きいのではないかとも思う。馬車に揺られながら見た景色の中でも精霊や自然がいきいきと輝いていた。環境の良さと人の良さは比例しているのかもしれない。「───… 素敵な旦那様と素敵な場所に住めるなんて、私はとても幸せ者です。」先程は気が動転して珍妙な反応しか出来なかったが、これから偽装夫婦として生活していくのなら自分も彼のように自然な振る舞いを心掛ける必要がある。少しでも新たな環境に慣れるために覚悟を決め、本心を織り交ぜながら彼に向かって柔らかく微笑みかけてみて。そのまま視線をカウンターの奥の方へと移動させると、店主の女性がちょっとした岩のような大きさの肉を2枚、と表現するよりは2つとしたほうが正しいだろうか、兎に角大きな肉の塊を使い込まれた鉄板で丁寧に焼いているのが見え、ジューッ…という音と共に香ばしい匂いが鼻腔を掠めた。恐らくあれは彼が注文したものだ。どんな料理が出てくるのか、今か今かと心待ちにして )
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