戦士 2024-09-03 21:24:37 |
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ははは、まあしょうがねえよな、なんたって美男美女夫婦、話題にならなきゃ嘘ってもんだぜ。俺には獣肉ステーキのセット2人前と、糖蜜がけフルーツタルト。こっちにはふわふわもこもこオムライスのセットを頼むわ
(成り行きとはいえ夫婦として振る舞うことになってしまったことに罪悪感を感じて申し訳なさそうに恐縮している彼女、むしろ彼女とであれば本当の夫婦でもいいんだがなとは思っても言い出せず、そんな煮え切らない自分に恥ずかしいやら情けないやら歯痒さを感じながらも、それでも決して自分が望まぬ形で偽装夫婦を願い出た訳でもなければ、この状況に少しの悲観もしていない事をわかりやすく示すように、これぐらいなんてことないと言わんばかりに店主に向けて豪快に笑いかけながら、少しだけ大胆に彼女の肩を力強く抱き寄せて顔同士を真横にならべるよう近づけ、美男美女夫婦なんておどけた様子で軽口を叩くと自身と彼女を順番に指差し、それぞれ注文する品を伝えて『はは、熱々だねぇ…お二人さんのためにとびっきり美味い料理用意するからちょっと待ってな』少しの躊躇いもなく隣のカトレアの肩を抱くその様子を見た店主は二人が夫婦である事を疑う余地なく、微笑ましげに見やれば注文を受けて厨房へ。その後ろ姿を見送れば、ついついその場の勢いで肩を抱いてしまい、腕の中に大人しく収まったままでいる彼女へと意識が向き。髪から香る甘い香り、華奢なその身体の仄かな温もり、それらを一度での意識してしまえば感覚は一気に鋭敏になり、悪い事をしているような感覚に苛まれてしまい「わ、悪い…!」あくまでも夫婦のフリであってそれ以上でも以下でもないのだ、そう自分に言い聞かせながら慌てて謝罪を口にするとすぐに手を離し、その身体を解放してやって)
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