戦士 2024-09-03 21:24:37 |
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おっ、言うねえ。今日はカトレアもガッツリ大盛りか?
(村に着いた段階で既に夕食をどこで食べるか目星をつけていたりと淑やかで華奢な印象に反して意外にも彼女は食に対しては強い関心と嗅覚を持っている。だからこそ、今の彼女の何でも入りそうは強ち大袈裟ということもないかもしれない、そんな風に考えて冗談半分で自分と同じく何かしらの大盛り料理にチャレンジしてみるかなんて不敵に笑って。目的のレストランに着くまでの道中、会話内容から兄弟であろう村の子供が『家まで競争だー!』『まってよお兄ちゃん…!』と元気な声をあげて脇を駆け抜けていく、そんな背中を微笑ましげに横目で見送り改めてこの世界にようやく訪れた平和を噛み締めながら、少し歩くと他の民家より一回り大きく、軒先にナイフとフォークのイラストの描かれた看板が吊るされている建物の前に到着し、確かに美味しそうな匂いも漂ってきており、それらの特徴からここが目的のレストランだとわかれば早速木製の扉を開けて中へ。内部はシンプルなデザインの木製のカウンター、テーブルなんかがあり、全体的に飾り気の少ない質素ながら落ち着いた雰囲気の店内で『いらっしゃい、おや…アンタたちみない顔だね?もしかして、ダリウスの言ってた美男美女のご夫婦っていうのはアンタたちのことかい?』カウンター内の店主らしき恰幅のいい中年女性が声をかけてくるが、やはりあまり広く無い村だけあって住人同士は皆顔見知りなのだろう、こちらが余所者であることにはすぐに気付いたようで、村内での噂の広まりの早さも示すよう矢継ぎ早にそう言葉を紡ぎ尋ねてきて)
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