戦士 2024-09-03 21:24:37 |
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そ…っ、そうですね。私も同じことを考えていました。
( 思わず彼と目が合ってしまった。けれどそれは僅かな時間で、気まずそうに視線を逸らされてしまう。もしかしたら夫婦と間違われていることを不快に思いながらも、此方の意図を察して聞き流すことにしたのかもしれない。…一人で浮かれて馬鹿みたいだ。よくよく考えてみれば子供の頃から一緒なのだから、今更そういう対象として見てもらえなくても当然なのに。だからこの想いは伝えずにいようと決めていたのに。こんなことでつい嬉しくなってしまった自分が恥ずかしい…。いつもの冷静な自分を取り戻そうと、何も気にしていない風を装いながら彼の意見に乗っかって賛同し。そしてこれからどうするか彼が伝えると男性はこくりと頷いて )
『まぁ確かに、実際村に来てみんことには分からんわな。あんた達が気に入るといいんだが。……それじゃあ早速行こうか!』
( 幌馬車を引く2頭の馬はそれぞれ茶色と黒色の毛並みで、魔物に襲われた際は怯えきっている様子だったが今はすっかり落ち着きを取り戻したようだ。良かった、と2頭の滑らかな鬣を撫でてやる。男性は男性で、善は急げとばかりにてきぱきとした動きで馬車を出す準備を始めた。「それではよろしくお願いします。」と丁寧に挨拶してから荷台の空いているスペースに乗り込んで )
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