戦士 2024-09-03 21:24:37 |
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アーサー様、あまり無茶なことはしないでくださいね…!
( カトレアの背の丈より少し大きな杖を地面にトンと突き立て自身の周囲にも先程施したものと同じ強固な防御魔法を展開。好戦的な彼に向かってまたも不要な心配をしながらも、戦闘の邪魔にならないよう戦況を見守ることに徹する。獰猛な魔物達は男性を囲む防御壁を破壊しようと自慢の鋭い嘴を何度も叩きつけていたが、頑丈な守りを突破出来ないと悟ると仕方なくターゲットを変更することにしたらしい。剣を構えた彼の方へゆるりと向き直り一斉に襲い掛かる。…しかしそれが運の尽き。魔物達は見る間もなくばたり、ばたりと地面に伏していき、彼の発生させたトドメの烈風の圧によって防御壁で守られている場所以外は凄まじい衝撃に飲まれた。それにより辛うじて残っていた魔物も一掃されたようだった。辺りは静けさを取り戻し、危険は去ったと判断すると防御魔法を解除。それから力尽きた魔物達に哀しみの籠もった目を向ける。そっと両手を組み、静かに目を閉じて。敵対したことに変わりはないが、せめて死後は報われて欲しいと祈りを捧げるために…。するとほわほわとした温かな光の玉が地面に横たわった亡骸を優しく包み込み、一切が空気に溶け込むかの如くスーッと消失した。 )
『………すごいな、あんた達!あの魔物の群れを一瞬でやっちまうなんて…!おかげで助かったよ、本当にありがとう!それにしてもこの辺じゃ見掛けない顔だな。どっから来たんだ?』
( 戦闘が終わると、先程まで呆然と目の前の出来事を眺めていた初老の男性がハッとした様子で此方へ小走りで近寄ってきて、戦士と聖女とを交互に見遣りながら嬉々として声を掛け )
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