『蚕繭』 2024-08-25 20:21:07 |
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(/メリークリスマス!(大幅出遅れ)
いやもう本当にえらい執念燃やしてまして……絵の為なら文字通り命削ってる奴ですよ桑嶋は……春翔さんくらい自信満々に生きられるのも私としてはめっちゃ羨ましいな~~!と感じておりますが。ふふ、それじゃあ遠慮無しにいきましょうか!!
じゃあ液キャベも同じぐらい仕入れておきましょうか……。
お金次第で何でもするの頼もしすぎて噴きました。まあ報酬は頑張った分だけ手に入るので、春翔さんには是非とも沢山頑張って頂きましょうか(?)取り敢えず先ずは病院連れてく所からですけど……。)
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( 変人が倒れたその頃、画商は絶賛仕事の休憩中。客との交渉も一段落付いて、自家用車内で缶コーヒーの一服をしていたその最中、ふと鳴り響いた携帯の画面を見れば知らない番号が表示されている。「……はい。」一瞬不審がりつつもそれに出てみると、名乗りも無しにつらつら言葉が並べ立てられて、尚の事怪訝に眉を顰め沈黙した後、「あー……訳有りのベビーシッターか。」聞き覚えのある声と受けた説明にピンと来たらしい、半ば呆れ混じりではあるが状況を飲み込んだ確認を発して。「また倒れたのか……」なんて苦く呟いた声は電話口に届いたかどうか、一先ず息を吸い込んで頭を切り替え、「……保険証ならリビング右端の棚の中だ。睡眠薬は流石に置いていない。というか、その状態で薬飲ませたら気絶じゃ済まないだろう。」電話向こうの男からの問いに一つずつ答えとツッコミを返していく。「一度倒れたのなら、ほっとけばその内勝手にまた失神する。…それと病院に行くつもりなら、事情を通してある掛かり付けがあるから、其処に連れていってやってくれ。診察券も保険証と一緒に入っている。」世話をしているという男に情報共有をしていなかった此方の落ち度の手前、必要そうな事項を若干面倒がる態度を隠せていない言葉遣いでさらさら述べて、「……大方作業に集中して水も飲んでなかったんだろう。時々ある事だが、限界が来る前にソレを無理に絵から剥がすと、癇癪を起こすものでね……まあ、気を付けておいてくれ。」男の独り言と溜め息に釣られるように此方も大きな息を吐き出しつつ、もう一つの注意事項を愚痴がてらに話した後に腕時計を確認し、「さて、私はまた別の仕事があるから、ソレは君に任せるよ。…大変だろうが、頑張ってくれ。」やはり後半は投げ遣り感満載に、此方から一方的に通話を断ち切る。――その頃当の画家はといえば、担当画商の言う通り再び気絶したらしく、リビングから出る前にぐったり潰れたカエルの如く床に突っ伏した体勢のまま動かなくなっていた。)
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