ネガティブ 2024-08-12 19:24:43 |
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ぅう~…っ、ぐす、っうぇ…
(慰められると余計に、涙が止まらなくなった。落ち着かなきゃ、と思えば思うほど雫の頬を伝う量は多くなり呼吸は激しくなっていった。次第にそれは咽せ返る様になり、また嗚咽が混じってきた。流石にこれ以上嘔吐するのはまずいので、鎮まれと願いながら何度も何度も胸を摩ってみる。他の人の前では気丈に振る舞おうとしている分、こういう場面での彼に対する甘え方には相当なものがあると自負していた。それはたとえ、あれから大人になっていたとしても変わらない。家族以外に外での依代を見つける事の出来なかった幼少期とは違い、彼という存在を完全に自分の一部として感じている今の自分はある意味人生の中で1番安定しているとも言えるし、反対に一つものものを支えとして生きている非常に不安定な状態とも言える。そしてそれを自覚してしまえば、一層自分は彼から離れられなくなっていくのだ。そうして優しく発せられた彼の言葉を聞けば、それに応える様に肩に置かれた手に自分の手を添え、泣き顔のまま笑顔を作り)
ん…そうだよ…俺も、ずっと傍に居たい…
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