F/導き手 2024-08-09 21:42:06 |
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!覚えててくれたのか…。……じゃあ、タダ飯のとこで。
…そうだよ。離したらどっかに行っちまうからな?
(肉好きなんだっけか。その言葉を聞けば驚きに目を見開いた後、随分と長い間離れていただろうにちゃんと覚えてくれていたのかと嬉しそうに頬を緩め笑みを浮かべ。蕎麦が好きと聞いて、旅の中どこかの本で呼んだ気がするが実物を見たことはない。興味はあったのだがどうも乗り気ではないように思えて。ラーメンなら何度か食べたことがあるし、更にはタダ飯ともなれば乗らない手はないだろうと提案に乗ることにし、楽しみだなと目を輝かせ。恋人繋ぎで引っ張られた手にきゅっと力を込めながら、迷子の子猫になればそのまま誰とも知らない相手に着いて行く、なんて考えつつ離さないように伝えて)
え、ホントか?助かるぜ……分かった。その時は待ってる。
(連れ出された外の景色。やはり全く知らない場所でありほんの少し不安げに瞳を揺らしたのだが、自分にとって大切な物である武器を取り返してくれると聞けばパッと顔を向け安堵の表情をみせ。大きく頷いてはどれだけ時間が掛かっても待つことを約束して)
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いいや、治安は悪くない。…場所によるがな。
貴様が下手な行動を取らなければ何も起こらないだろうが、保証はしてやれん。…行かないならこの場に置いて行くだけだ。
(ヘタレたツノに酷い顔。そのツノを引っ張ってやりたい衝動が一瞬過ぎるものの流石に手は出さず。向かうのは城下町の為に寧ろ治安はいいだろう。時折ひったくりの被害はあるらしいが、その程度のもので。ただし路地裏や外れた道はその限りではない。全ては相手の行動次第だと釘を刺しつつ、いい加減帰路に着きたいのか頭を垂れ肩を落とす相手に対して優しい言葉は一切なく。短く息を吐き出しては返答を待たず背を向け歩き始め)
【あらそうでしたか!了解ですっ(やったね!)】
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