F/導き手 2024-08-09 21:42:06 |
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(もう少しだけと強請ったつもりだったのに。返ってきたのは今まで離れていた時間を埋めてしまわんとするような、長くて深い濃厚な時間で。呼吸を忘れてまで貪る甘い蜜に、もっとしてくれていいと首を抱く腕に自然と力が篭ったのだが。遠くで微かに扉を叩く音が聞こえたと思えば、触れ合っていた唇が離れて行く。どうして、もっとして欲しいのに……そういえばオレ、捕まってたんだった。強請るような視線を向けながら呼吸を整えていたのだが。段々と冷静になっていく思考に、思わず苦笑いを浮かべ)
……そりゃ、嬉しいけど…とりあえずこの建物から出たい…
(使われてない部屋で堪能する。そう聞かされれば直ぐにでも乗ってしまいたい気持ちが湧いてきたのだが。今の自分がどの立場なのか分からない。捕まった場所に長く留まりたくはない。一度は喜びの表情を覗かせたもののそれは直ぐに引っ込み、微かに俯きながらこの怖い場所から離れたいと願いを呟き)
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ふん。分かればいい。…何だその目は
(喧しいと怒鳴った直後にピンと立ち、間も無くヘタレたツノの前髪。妙な現象もあるものだと暫し眺めつつ、謝ったのなら立場は理解しただろうと鼻を鳴らしたのだが。向けられた眼差しに眉を寄せ、やはり何か仕置きでも必要かと思考を巡らせていれば、言葉と共に差し出されたのは小さな一枚の紙切れで。受け取る価値があるか分からないが、ここで手に取らなければ面倒なことになりそうなのは察せたのか短く息を吐き出し、少し乱暴に右手で受け取り、じっと眺めてみて)
……ならないな。紙切れ一枚で証明出来るなら、いくらでも偽装が可能になる。そもそもこんな物は必要ない。
(弁護士、法律事務所。やはりどちらも知らない言葉で、短く息を吐き出す。こんな物が証明になる筈がないだろうと言いつつ、一度は破り捨てようとしたのだが。…何故だろうか、そんな気になれず差し出された紙切れを突き返そうとして)
【おおうww お任せですかwまだ決まってはないんですよねぇ…← 何となく、本編終了後生存ifルートかなぁくらいで…んー、もう少し練ります←
おお、なるほど…!ちょっ、何つールートをwwでもそれが分かるってなっちゃうのは何故だろうか← リオンだからか?笑
あ。文字読めちゃいましたけど読めない方が良かったかな…?あれやったら直しますっ】
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