雁金 2024-07-07 17:25:08 |
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…あ、ありがとうございます…失礼します…
(相手の返答で取り敢えずは話を聞いてくれそうだという事に安堵し、続いて建物の中に入り。瞬間自分の足にしがみついていた少女は何処かにいなくなってしまい、それで腹痛も治った為少し複雑だが取り敢えず今は良いかと近くのソファにゆっくりと腰を下ろし。自分が見たものの特徴を問う相手の声色はとても穏やかなもので、先程とは打って変わって自然と言葉が口から出て来て)
そいつは黒くて、手足が長くてドロドロしていて、そのドロドロで講義室の天井にべったりと張り付いていて…生徒と先生を品定めする様に、じっと眺め回していました…
(そこまで話すと「すみません」と相手に断りを入れてカバンからボトル入りの水を取り出してキャップを開けるとひと口飲み。ふぅ、と大きく息をつくと続きを話し始め)
今まで校内であんなの見た事なくて、他の講義室や食堂には何もいなかったです…恐らく、強くて他のが入って来れないんじゃ無いか、って…
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