政府職員 2024-06-16 11:48:23 |
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紅葉傘の呪術解説!!
拾う、ことで他者に金蚕蟲を移す嫁金蚕ですが拾った側に知識が無く勝手に金蚕蟲の主にされてしまうこともあります。その場合も金蚕蟲の呪いは続くので勝手に主にされた側からしたらもう悲惨以外何物でもありませんね。
前回は金蚕蟲の作り方をメインにしましたので今回はその呪詛返しの嫁金蚕についてです。
嫁金蚕のやり方はこの呪法で手に入れることができた金銀財宝及び金蚕を、箱の中に入れて道ばたに捨てることなのである。そうして出来た箱を誰かが持ち去ってくれれば財産こそは失われてしまうが命を脅かす呪いからは解放されるという、そして拾った者に金蚕蟲が憑く、というものです。
これに関しては諸説ありますが、六礼に習ったのではという仮説もあります。ただそれだと手順が異なる点もあり、伝わっていく最中にずれが生じたのかもしれないですけどね。この呪法で手に入れることができた金銀財宝を婚姻に際しての贈り物とし、それと金蚕蟲を納める箱を花車とする説です。古代中国において、一度嫁に行った娘が生家に帰るのは三日以内に一度と己が死んだ際に骨は家に帰される二回だけでしたので、嫁に出した金蚕蟲が三日以内に戻らなければ次に戻れるのは金蚕蟲が死んだときのみという見立てですね。故に、嫁金蚕なのだと。
因みに花車は現代では祭りの際に使う華やかに飾られた車を意味します、地域の人がせっせと花を植え、飾り、共同で作ってるんですよ。
【鎮痛剤の効果はまだ続いている】
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