掲示板ファンさん 2024-05-30 14:57:38 |
|
通報 |
( 帰って治療を受ければいい、という相手に恵くんは睨んだまま、何も返さない。数秒の沈黙の後、最初に口を開いたのはこのわたしで。「恵くん、帰ろうよ…この人に…わたしたちが勝てないのはわかってるでしょう?」そうわたしは言った。でも、このままこの特級相当と思われる呪霊を放っておいていいのだろうか。一瞬俯けば、不意に背後から「いやー、結構やってるねぇ…恵。紅菜?」と声が聞こえて。わたしたちは驚いた。だってそこには最強―五条悟がいたのだから。―どうやら彼は恵くんが送ったメールの内容を見て、ここへと駆けつけたそう。「五条先生…!!」そう彼に向かって発す。最強という安心感に思わず泣き出しそうだ。彼は「遅くなってごめんね。……んで、本題はこっちか。……さて、君は一体何者?」と冷酷な口調で、相手へ問いかける。 )
| トピック検索 |