掲示板ファンさん 2024-05-30 14:57:38 |
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( 真人さん、そう彼が呼ぶ相手の方を思わずじっと見る。そうだ。この人は真人。五条先生が前に話していた人物―いや、呪霊だ。そのことを思い出せば、思わずブルブルと体が震えだし。コイツの術式は魂に干渉する術式だったか。軽いノリのような形で去って行く呪霊に何も言えないまま姿が見えなくなり。ここまで来ると、もう自分の弱さを認めざるを得なくなるではないか。そう俯いていると彼から声が。黒鐘――それが彼の名。呪霊と聞けば、え!?と心の中で勝手なままに驚いて。先ほどから感じていた違和感とはこれのことか。気づけなかった自分が憎い。次は自分の番、と寒い空気の中白い息を吐き、同じよう名を名乗り )
黒鐘さん…ですね!……あ、わ、わたしは!犬山紅菜と申します!呪術師です…
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