女子生徒 2024-04-30 23:32:52 |
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『ええっと…22番……あ、はい!ありがとう、よろしくね御影さん!』
…ん、御影と──男子は山田か。他に立候補無いならこの2人で決まるけどいいか?いいな?…はい決定。
( 自己紹介を受けて名簿へと視線を落とし22番にある名前をしっかり確認すれば、覚えた生徒第一号である彼女に向けてにっこりと笑みを返し。そんな相手の立候補した理由が下心ありきということを知らないのは、今この教室の中では新任教師だけだろう。自分はもちろん、何となく彼女が立候補した理由は察したものの別に指摘をするはずもなく。どんな動機であれ面倒だと敬遠されがちなクラス委員にわざわざ立候補してくれるのはそれだけでありがたいし、もう1人の山田は(こちらも多少の下心は持ち合わせているのだろうが)経験者らしいのでだいたいの流れを分かってくれているだろうこともありがたく。一応他の候補が無いか確認の声をかけるも、友人の恋路を応援したいだとか面倒だとか、そんな生徒の心内は分からずともこれ以上手を挙げる人がいないのは明白で。「じゃあ2人には前に出てきてもらって、後の進行は任せた。…って言っても後は委員会決めるだけだし、それに3年は受験控えてるから委員会も前期だけの参加になるからなー。」そう付け足せば後はよろしくと教壇を降り、未だに名簿とにらめっこをしている後輩の近くへ寄ったのは何かあればの際にフォローをするため。 )
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