女子生徒 2024-04-30 23:32:52 |
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、ほんと!?
ぎゅーってしたくなったり、もっと触りたいなって思ったりする!?
( 遠くに部活動をしている生徒たちの声が聞こえるこぽこぽとしたフィルターの音しかないこの準備室の中では人の小さなつぶやきは聞き取りやすく、更には好きな人の言葉ならば尚更みきの耳は聞き逃さないのか彼の呟きを上手に拾い上げたみきは分かりやすく期待をいっぱいに散らばせた夕陽色の瞳を輝かせて彼を見つめ。ちなみにぎゅーってしたくなるのももっと触りたいなって思ったりするのも自分が彼に思っていることをそのまま問いかけているだけなので“異性に対して”というよりは“好きな人に対して”の感情なのだけれど、今は彼が自分に対してそう思ってくれているのかの確認が最優先なのでそれはさておいて。彼の何とも容赦のない指摘は聞こえなかった振りをしながら彼のお言葉に甘えて丁寧に箱を開けば、そこには小さな宝石たちのような美しく色とりどりなマカロンが入っており、みきの瞳も同じようにキラキラと輝いて。「 いただきます、 」とみきが手に取ったのは恐らくイチゴ味であろう可愛らしいピンク色のマカロン。みきの小さな手にもよく馴染むそのサイズ感ににこにこと勝手に緩んでしまう頬をそのままに早速ひとくち頬張らば、構内に広がる心地よい甘酸っぱさと繊細なほろほろ感にきゅっと目を閉じて足をパタパタと言葉にならない美味しさを噛み締めては嚥下したあとに「 せんせー、これすっっっごく美味しい!あのね、甘いのがじゅわ~って出てくるみたいなの! 」とキラキラと輝く瞳でせんせーも食べて!とさすがに食べかけを差し出す訳にはいかずに箱の方を差し出して。 )
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