168(主) 2024-04-16 21:09:38 |
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旧校舎…?そんなのあったか?いやー、本当だよね。
(ここは「旧校舎」だと言われると首を傾げつつ、この学校に旧校舎なんてあったかと記憶をたどり。あー、と声を漏らすとそういえばクラスのオカルト好きの奴らが旧校舎に入ったら二度と戻れないだとか何とか言っていたような気もしなくもない。なくもない。あまり自分はそういうことは信じない、というか信じても信じなくともどうでもいいため、家族に心配をかけないよう早く帰られればいいのだが。スマホの電源はもう切れている。こんなことならモバイルバッテリーでも持っていればよかったのか?と思いつつ見当もつかないとむっ、としたような表情からからりと変わり鼻で笑われると本当だよね、と申し訳なさそうに後頭部に手を当てて。迷い込んだのかと聞けばここは私の住処ですから、なんて言葉を吐かれ、少し動揺。どういうことなのだろうか、そう聞こうとしたが、まあ本人がそう言っているのならそうなのだろうと意味も分からないことで片付けて。そして彼女の次の言葉で彼女をずっと見つめていたことに気づき。ごめん、と謝ろうともしたが、今ここで起きている状況に声も出なく。先ほどまで自分の目下にいた小柄な少女がいつの間にか自分の目線と同じ高さにいる。つまり宙へ浮いていたのだ。この子は一体、というか何故浮いて…?と思うが、それ以上に同じ目線で見えた彼女の顔つきがとても綺麗だったことに気づく。今起きていること、彼女が浮いていることより先に下記の言葉が漏れて。)
――っ綺麗だ……
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