用心棒少女 2024-04-16 01:26:03 |
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お部屋の件、とても好きです!用心棒に程よく自由がない感じが道具感あって萌えポイントです…
寝起きを見つけて固まる用心棒、飼い主様の人間らしい一面になれてない感じがして可愛いですね!?(また是非…!)
絡んでいただきありがとうございます!素敵な文章にお応えできるよう頑張りますので、引き続きよろしくお願いいたします
本体は一度失礼いたしますが、何かございましたらご連絡ください!
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──帰りに貰った
(商品には触れないように身を滑らせながら暗い匂いのする場所へ歩みを進め、行き着いた先。高い位置から見下ろす銀色の月二つが満足気な光を宿す様を見上げた。手から消えた袋を見て大方何があったか悟っただろう飼い主は、それでも上出来だと褒めてくれる。実際、今日のお使いはよく出来た方に違いなかった。怒られないのならそれだけで構わない。
褒めるように置かれた己の手に辛うじて収まる大きさの、大人からすれば小さな巾着を両手で握り締めてポケットへ──かつんと指先に触れた小さな包のようなものの存在を思い出し、その包二つを取り出した。
飴のようなそれは「飼い主様とお食べ」とお使い先の使用人から貰ったものだ。懸念点はといえば、見覚えのない使用人だったことだが食べ物をくれる人に悪い人はいない──きっと。口にしたのは情報を削ぎ落とした事実。贈り主からの言葉を守ろうと、お一つどうぞと手に乗せたそれを差し出してみせた)
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