記憶喪失の少女 2024-04-15 02:05:12 |
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……なに、うるさ…っ
(自身の過去の手がかりになるものを探すためにこの廃墟の街に訪れたはいいものの特に目ぼしいもの見つからず、好きでもない無機質な栄養補給用のゼリーを飲んで…そして、埃だらけで至る所から隙間風が吹いてくるという劣悪な環境で壁にもたれかかって眠りにつく。それが昨日のことだ。何度も経験しているためにさすがに慣れてはきたが、やはり良い心地はしない。そのような状況で、睡眠時でさえ気が休まる時もないと言うのに、耳をつんざく不愉快な大声と、金具がぶつかるようなかちゃかちゃとした音と騒がしい足音が強制的に自分を目覚めさせる。これまでの経験から反射的に拳銃とコンバットナイフを構えつつ、物陰から声のしてきた方を見てみると、何やら慌ただしい様子で何者かを追いかける軍の関係者らしき人物たちが。何処となく不穏な気配を感じ取ったので、すぐに荷物をまとめて追跡する。そうして辿り着いた路地裏にて、先ほどから追いかけられていたであろう少年が窮地に陥っている様子を見た瞬間。体は反射的に動いており、コンバットナイフを持って少年を襲う二人のうちの一人に背後から飛びかかる。抵抗する間も与えずに喉元を掻っ切ると、それを見て動揺しつつも襲いかかってきたもう一人と取っ組み合い、その際に頬の辺りを切られつつも同じように喉を裂いてから、腹部を深く刺して思い切り蹴飛ばす。二人が起き上がってこない様子を見ると、他に敵がいないか辺りを見渡してから頬の傷口から流れる血を指で拭いながら少年に声をかけようと近づいていき。「(怖がらせちゃうかもな…)」と思いはしたが声をかけないわけにもいかず、一度咳払いをしてから話しかけて。)
……大丈夫?
(/申し訳ございません、返信が遅くなってしまいました…絡み文、ありがとうございます!文体ですが、こちらとしましては全く問題ございません!むしろ、私の方が長い上にごちゃごちゃとしたロルになってしまいました、申し訳ないです…!読みにくい等あれば言ってくださればもう少し簡潔にまとめられるように致しますので…!)
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