記憶喪失の少女 2024-04-15 02:05:12 |
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「もうこれ以上一人で抱え込まないでください。そのあなたの生き甲斐に、あなた自身のことも勘定してください。」
名前/ハル(Haru/86)
年齢/14歳
性別/♂
性格/常に誰かの顔色を窺うかのように気弱な印象だが、慣れた人間、警戒しなくていい人間に対してはその人懐っこさから年相応の明るさと笑顔を見せる。しかしその人懐っこさゆえに人の悪意を見ぬくことが得意でなく、よく甘言に乗ってしまうのが玉に瑕。前記のとおり気弱だが、心優しい気性の持ち主でもあり、自分のことを護ってくれる相手のことを常に気にかける。そんな相手が無理をすればその優しさが一転して、もしくはその優しさからか無理をしないでほしいと頑なに訴える。そんな癖に自分のことには無頓着で、自分が傷ついたり負荷を負ったりするのは構わないが大切な人を悪く言われたり、傷つけられたりすると普段の気性からは考えられないくらいに感情を?き出しにする。
容姿/逃亡生活を続けていたためか手入れのなっていない茶髪は水分が抜けきっているようにボサボサだが、本来であれば流れるようにふわふわで、癖になるような手触りの髪質。左目の瞳は黒く、右目は深紅のたれ目のオッドアイ。年相応のあどけなさが残る顔立ちだが、これまでの凄惨な経験から表情を引き締めることが多く、その顔は精悍さも感じさせる。身長は163㎝で、肉付きはやはりよくなくやせ細った体型。服装は贅沢を言える状況ではないため、黒の質素なズボンに本当は白かったのだろうが、砂埃で汚れてベージュ色になったシャツを身につけ、その上から灰色の簡素な外套を巻いている。その該当の下に袈裟懸けのバッグを背負っている。
備考/「ペール」と「カースス」が水面下で手を組み、異常な魔力を持った人間を開発する研究施設からの脱走者。名前の由来は研究施設での識別番号が『実験体八十六號』であったため、とある実験体からその番号をもじって呼ばれていて、そのまま気に入り、自分でもそう呼ぶようになった。「もうこの世に存在しないもの」という意味もあるらしい。ある日、研究施設はなんらかの事故で爆発を起こし、セキュリティが混乱した最中に仲間とともに脱走することが出来た。しかし、二つの国はこの事実をなかったことにするために刺客を送り込んで脱走者の始末を始め、残ったのは己だけになった。背中の袈裟懸けのバッグには、可能な限り回収できた実験体の仲間の鑑札メタルタグが詰められている。オッドアイは生まれつきではなく、実験の過程で手に入れたもの。また、実験の成果で「汚染された大気を体に吸収して浄化する」ことができたり、「自身の生命力を他人に分け与えて、その人の傷を癒したり、自然治癒力を上昇させたりする」能力を手に入れたが、どちらも本人に甚大な負荷がかかるということが判明し、施設としては望んだ結果ではなかっためか失敗作扱いされ「劣等規格収容所(ジャンクヤード)」に入れられた。行使すれば自身に負荷がかかる能力だというのに自身のことには無頓着ということと、失敗作扱いされたという経験から、誰かに必要とされたい、役に立ちたいという思いから積極的にその能力を使おうとする。
(/お待たせしました…!こちらのpfが完成しました!いかがでしょうか?どこか気に入らない点や修正点、追加点などがあればなんなりとお申し付けください。)
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