しゃ、写真…? (そこに立って、と指示された場所は、小さな公園のような場所の桜の木の前で。ひらりと舞う桃色の花びらを見るとやっと春が来たのだと感じられる。おとなしくそこへと立つと、自分よりも背の高い彼女に自分の髪を優しく触れられると、その時ドクンと一瞬心臓がはねる。心臓周辺をさすさすと触るが、特に心臓が飛び出た、とかではなさそうなので、うん?と首を傾げて。)