治安悪めな少女 2024-04-14 18:47:18 |
通報 |
(自分の言葉に彼女は一つ頷いて去ってしまった。彼女の背中が見えなくなるまでじぃっと彼女を見つめていると、一つため息をつき、いちごみるくを一口飲み干して。甘く、まろやかな味のいちごみるくはいつもおいしい。ベンチから腰を上げ、自宅のアパートへと帰ることに。
──アパートへとつくと、ベットへそのままダイブして、ふぅ、と息を吐く。麗ちゃんは今何してるかなー、と考えていると、薫は無意識にスマホの「 麗ちゃん 」と書かれたメール画面を眺めていて。「あっ、ヤバッ」とスマホをおき、体を起こす。無意識にメール画面眺めてるとかキモいか、と思い返す。)
……はぁー…今すぐ会いたい………あ、あー、これ、
相当重症だなぁ
――――――
ここ、だよね?
(スマホの画面に書いてある住所を確認し、「うん。ここだ。」と頷きながら。現在、花井 薫は昨日会ったばかりの彼女のバイト先へと足を運んでいる。暇な時にでも来れば?といわれたので来てみたが、いくら何でも早すぎか?そう思いつつ、店の前へと立ち、扉を開け、、ようとした。いやこれはさすがに来るの早すぎだし、彼女にはサプライズしたいから、なんて馬鹿な理由で来ること伝えてないし、なんなら今日彼女がバイトの日なのかもわかっていないんだ。どうしよう、と悩みながら薫は扉の前を行ったり来たりとオドオドして。)
トピック検索 |