【─ Darkness Light ─】BL.ML異世界近未来FT

>50　ノヴァ

【サウス-BAR】

彼奴の話が楽しいだと？…そう感じるんなら、十分御前に助手をやる素質がありそうだが。
…そう事が上手く運ぶ訳無いか。

(彼の長ったらしい話に付き合っていて楽しいと感じた事は当然だがあまり無い。重要点を抑えた内容以外にも様々な可能性は一先ず除いて、胸に秘めた希望を延々と熱く語られるからだ──“変な奴”と言いたげに眉顰めながら思わず聞き返してしまう。次いでその疑問に細めていた双眸を一度落とし思考を巡らす、そこのみ切り取ればごもっともだ。しかし、研究者に提示された過去数百年分を簡易的に纏められた資料には一通り目を通していた身、改めて頭の片隅に置いていた記憶を半ば強引に起こしうろ覚えながら、彼の情報を元に照らし合わせて考えるならば恐らく───。暫しの沈黙後に漸く重たい唇を開き、言い終えれば酒を全て飲み干しコトンと僅かな音を響かせグラスを緩りと置いた。)

嗚呼……、……ここ数百年と長期的に目を通したら意外と筋は通るかもしれねぇ。御前の話はあくまで、短期的に見たものの状況だろうからな。
大方、国の対策も含めたら今の状況も合致がいく。…必要なら彼奴に言って、過去資料を見せて貰え。

(/バレットがどこまで把握しているのか、塩梅が大変難しく悩みつつ書いたので、更にそれを彼の言葉で伝えるのにも多少苦戦した為、綻びありまくりかもです…(ポンコツ背後)
こんな感じで問題無ければ良いのですが、何か気になる点ございましたら教えて頂ければ幸いです…！)




>66 シャルル

【サウス‐飲食店】

…意外だな。
───身長伸びた御前はあんまり想像出来ねぇ…その顔で俺くらい伸びて堪るかよ。……今のままで十分だろ。…俺は落ち着くが。

(意外にも規則正しい生活を送っていた彼に軽く頷いたものの、最近の様子を脳裏で思い返したら確かに見掛けなかった時間帯と擦り合わせて色々腑に落ちた。次いで弱々しくなる言動、彼とは対照的に喉奥くつりと鳴らし笑声交じりに冗句めいた事を告げ。中性的で誰が見ても童顔であろう彼の身長が平均に達していたとしても、多少の違和感さえ覚えてしまうのではなんて可笑しく思えた──それ以上にきっとありのままの彼に慣れたからというのも大いにあるだろう。頬杖つきながら漸く決めたのを耳にすれば、もう一方の手で呼鈴ボタンを鳴らす。間も無くして訪れた店員に互いの注文を淡々と通し、再び彼へ視線を向けるなりその小さな身体の胃袋に収まるとは思えないが一応と伝えて。)

……醤油ラーメン食っても、まだ食い足りなかったとしたらオムライスも注文すりゃ良い。御前もちゃんと好きなの食え。

(/>58　語弊が生まれそうな文なので訂正失礼致します。
置かれた二人分の水を軽く～→置かれた二人分の水片方を軽く～)