【─ Darkness Light ─】BL.ML異世界近未来FT

>35　バレット

【サウス-BAR】

やぁ、バレット。マッドな知人にちょっとしたことを頼まれてね……報酬の他に使ったお金も払ってくれるって言うから、手伝いをしてるんだよ。
（扉から真っ直ぐ此方に向かってくる人物を一瞥し、偶然の遭遇にぽかんと目を見開いたのは数秒にも満たず。面白がるような響きを含んだ言葉に、符丁を聞かれていたことを悟り苦笑する。ここのマスターが情報屋であることをボスである彼に隠すつもりはないが、他の客がいる場で説明をするのも、カクテルを用意している情報屋の目の前で彼を普段通りにボスと呼ぶのも気が引けて、鋭い彼になら伝わるだろうと普段はしない名前呼びをして。基地にいるだろう研究者と自身のやり取りをぼかしながら伝え、カウンターに頬杖をついて興味ありげに見つめて。）
君は”制圧”帰りかな？遅い時間まで、大変だねぇ。


>34　シャルル

【ノース-公園】

ん……シャルルさん、なんでここに……ああ。
……ヨモギのことはちょっとよくわからないけど、色んな草がいっぱい生えてるところは知ってるよ。それでもいいなら案内するけど……どうかな？、プライベートではあまり関わりのない自分でも知ってる彼の嗜好と手にある昆虫採取グッズで解消され、納得いったように頷くと考え込む。草だとは知ってるが、具体的にどこにあるかは知らない。見つかりそうな場所には覚えがあるため、小首を傾げて提案をして）

（/絡ませていただきました！御多忙になりそうとのことでしたので、無理せず蹴っていただいても大丈夫です。また、此方の一存で勝手にプライベート関わりのない表現をしてしまったので何か擦り合わせたいとかあればお申し付けください。よろしくお願いします！）


>37　ルーカス

【セントラル-道端】

少し通りを外れると入り組んでいるからね、気持ちはわかるよ。私もこの間通った道が通行止めになってて──ああ、いや、この話はいいか。
（表情をあまり動かさずに自身の言葉を受け止める彼の様子は、迷っているというのに緊迫感がないように思え。不思議な人だと思いながら視線を動かして観察すると、胸元のネクタイピンに視線を止める。それだけで彼の所属を察したものの、特に思うことはなく。視線を彼の目に戻すと、偶然会っただけの相手に嘘をつく必要もないだろうと思考し手助けを申し出ようと。）
大通りにある店に用があるんだけど、もし良ければその近くまで一緒に行く？案内マップもあったはずだから、迷いにくくはなると思う。