中華娘 2024-03-28 09:57:33 |
通報 |
( / わわっ、実は私の方も「現代でもやりやすいけど、少し前の英国なんてロマンがあって良いなぁ」とふんわり考えていたところでして、まさに背後様が挙げてくださったイメージ通りの雰囲気を想像しておりました……ぜひその時代背景でお願いします!あまり厳密な時代考証にはこだわらず、その時代っぽさを楽しむことができましたら幸いです!)
お客さんは来ないかい?……ああ、掃除をしてくれていたんだね。ありがとう。
(客が来たら声を掛けてくれと従者に頼み、奥の部屋に引っ込んで帳簿をつけたり手紙の返事を書いたりすることしばらく。窓から差し込む暖かい日差しを受けてぼんやりしているうちに書き損じた便箋をくしゃりと丸めると、こんなポカポカした陽気では作業が進まないのも無理はないと諦めて。ひとまず書き終わった分だけをまとめてから、眠い目をこすりつつ表の方に顔を出すと、やはり眠そうな従者が閑古鳥の鳴いている店内の掃除をしており。あの細身なのに働き者だなあ、など感心しつつ彼女を眺めているうちに、年代物の豪奢な壺がふと目に留まり、思い出したように壺を指して)
……そうそう、言い忘れていたけれど、その壺は特に貴重なものだから、取り扱いには気をつけておくれ。
トピック検索 |