名無しさん 2024-03-23 00:11:55 |
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(/問題ないようでよかったです!こちらこそ、是非末永く宜しくお願いします!では、ぼちぼち進めながら、何かあれば随時相談させてもらいますので、一旦本体は引っ込みます。)
(どうやら約束の刻まで幾分か早く着いたらしく、城下町を眺めながら待っている間に夜風に吹かれているとどうやら体が冷えてしまったようで。春がもうすぐやってくるとはいえ、すこし薄着で来てしまっただろうかと、寒さに体を震わせながら手土産の籠から水筒を取り出せば二つあるうちの一つのマグカップにホットワインを注いで一人晩酌しながら幼馴染を待つことにして。昔であれば二人で無邪気に体を動かして遊んでいたが、今はお互い成長して、成人として認められる歳になってからはこうやってアルコールを嗜む様になった。晩酌を始めてから少しして、背後から声が聞こえてきて、ワインによって暖められた体温とアルコールによって染まった顔を振り向かせればそこには約束の幼馴染がいて。夜空の下でも映える、深紅の瞳でこちらを見つめながら謝ってくると「いや、大丈夫。ちょうどいいくらいに暖まったよ。」と、先ほどまでホットワインが入っていたマグカップをふりふりと相手に見せては「待ってて、エマの分まで用意するから。」と、もう一つのマグカップにホットワインを注ぎシナモンとフルーツのスライスを浮かべれば「お口に合わないかもしれませんが。」と、アルコールのせいか、おどけたように冗談を交えながらマグカップを差し出して。)
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