主 2024-03-10 21:04:45 |
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>テオ
ん、分かった、任せて。流石に何回も来てるからここはだいたい覚えてるから。
(テオが書店の奥を見ている最中にクロノは店主に対して店主の前にある机を特徴的なリズムで軽く指で叩きはじめる。テオがそれを聞いているかは分からないが、少なからずテオにも分かる叩き方をしていた。モールス信号だ。クロノはモールス信号で『か き な お し た ら』と店主に伝えると、店主はクロノの方を向いて店主もモールス信号で『そ う し ま す』と返す。この間、10秒以内。2人とも本に詳しいが故にモールス信号ぐらいならば知識の中にあるのだ。そしてテオがクロノに案内を頼めば、クロノは快諾してテオを店の奥へと案内し始めるだろう。古書堂の中には『alpha』『bravo』『Charly』などといった本棚の列が何個も連なっていることだろう。)
『ブ、ブラ。』
(ブラッキーはブースターが歩き出しては一緒に行くよ、と言われては『う、うん。』と返事をして歩き出そうとしたのだが、ブースターが自分と真逆の向きで首を傾げていた為首は元に戻したものの、心の中で『(ブースターが先に行くわけじゃないのかなぁ……)』とちょっと間が空いたのだがクロノの方を見ると既にちょっと離れており、クロノとテオの元へ駆け足で向かった。)
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