とある手記 2024-02-27 14:15:04 |
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>58 ハリ様
「美味しいでしょ~、まぁ米って言っても多分日本のお米が一番合うんだけどね~」
渡した味噌汁を美味しいと感想を述べる相手に、自国の料理を褒められて嬉しくなったのか思わず笑みを優しげな笑みを浮かべる米杯。そして、米に合うと話したものの一番合うのは日本の短く粒が丸めなものだと話す。
そうして、味噌汁をゆっくりと味わいつつほっと一息ついた彼女は再び空を指でなぞり一本の瓶を作り出し。
「よーし、気分も良くなってきたし迎え酒だ~!」
彼女が生み出した一升瓶の中には日本酒が満杯に入っておりそれを『迎え酒』と言って、煽り始める。そうして飲み始めた彼女は、ハリを見つめ何かを思い出したかのように口を開き。
「ん~、そういえば自己紹介してなかったな~! 私は、米杯(ヨネツキ)! ヨネって呼んでね~!」
ニコニコとよってご機嫌な笑みを浮かべながら、軽く自己紹介をしハリの前に一升瓶を差し出して『君も飲む? おいしいよ~』と酒を勧めてみる。
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