ゾンビ 2024-02-14 17:53:00 |
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ふふ、それなら仲良くできそう。
( 彼がさした指の先を追うようにして自身の手首に視線を落とすと、うらめしやのポーズをして見せながらくすくすと楽しそうに笑い。シャベルが突き刺さったのを見てから彼と共に墓場の出入口へと向かい、草木が生い茂っている所を潜ったせいで髪に枝やら葉っぱやらが絡まってきたが物ともせず。カラスのハリーには「お土産持ってくるわね。死肉が落ちていたら、だけど。」と彼に続いて冗談半分で告げつつ手をひらりと振って。 )
あっ……!あれかしら……?
( かち、ぺち、というラウラの足音とユウリの足を引き摺る音が静まり返った道路に不気味に響く中、ユウリが指さした街灯に視線を向ければ少し先にあるお菓子屋の出窓に猫らしき影が見えたので更に歩みを進めていき、決して動かない猫のぬいぐるみに向けてひらひらと手首の包帯を揺らし。 )
猫さーん、遊びましょ。
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