平凡少女 2024-02-10 20:27:40 |
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、……ええ。
( なぜだろうか、さっきからばくばくと煩い心臓の音を隠すように彼に差し出された大きな手に小さな手を重ねてはそのままゆっくりと立ち上がる。180センチ近くあるのではないだろうかという、自分よりもずっと背の高い彼を見上げては「 ……、ありがと。 」と小さく立つのを手助けしてくれたことにお礼を述べてじわりと薄紅色に染った頬を隠すようにふい、とそっぽを向いて。…否しかし、赤くなった耳が余計に見えてしまうだけなのだが。 )
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