??? 2024-01-30 20:32:30 |
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※申し訳ありません、ミスがありましたので修正しました。
【〔人間界〕《フィクシオン》〈貴族街の住宅街〉[夏菜子]】
>エドワード・エルリック、フィクシオン(貴族街住宅街ALL)
「…あ、ありが、と」
笑顔を向けられみかんを渡されれば不意に御礼をこぼしながら受け取る。
まだ警戒心は解けていないのか、暫くは交互にみかんと青年を見つめていたが、先程向けられた笑顔に心を絆されたのか、そっと皮を剥かれたみかんの一部分を取り、口の中に入れる。
「…あまい」
淡々と、だが先ほどよりかは硬くなった表情が解けている。
どうやら口に合ったらしく、パクパクと口の中に放り込んではモゴモゴと顎を動かす。
「…(なんだろう、すごくあたたかい。)」
忘れていた感情を取り戻しつつ、段々と笑顔を浮かばせながらみかんをしっかり味わって食べている様子で。
【〔人間界〕《サナティオ村》〈宿屋周辺〉[ゼルドナー(グルッペン・フューラー)]】
『※変装中』
>王泥喜法介、ヴァン・ゴッホ、フサキン、デイジー、リリィ、サナティオ村ALL
「ははは、まぁ~、事故を起こさないように道を確認しながらパンを運ぶのは中々大変だし慎重にもなるだろうからな。重いだろうし、良く一人でやってのけるものだ。」
店主も喜ぶという話を聞いて「そうか」と微笑みながら青年の話を聞き、上記のことを発言する。相手がパンを運ぶのは大変だと愚痴をこぼしている様子を見て「そんなこともあるさ」と励ますようにケラッと笑いつつも大変だろうと同調する。
実際、パンを荷車で押して運ぶのはリスクが多い。石か何か道端に置かれていたら最後、パンが全て地面に落下してしまう。移動先によっては坂道や下り坂もあるかもしれないし、魔物や野生動物が匂いに誘導されてこちらへ来て襲われるかもしれない。常に危険と隣り合わせだ。無事に運べるかどうかもわからない。
そんな安全性が保証されていない中、パンを売りに行くなんて凄いことではないか。お陰で自分もパンを買えている。
「なに、構わないさ。文句の一つくらい吐いてもいいだろう?俺は常連だしな。極端な話、店の人が客に弱音を吐くな、なんてルールは存在しない。発言自体は個人の自由なんだから。」
相手が愚痴を言って申し訳なさそうに苦笑している姿を見て構わないと微笑みながら返す。一般人に対しては流石にまずいが、常連である自分くらいには文句の一つくらいいいだろうとカラカラと笑いながら話す。一般人にいきなり愚痴るのは不味いとはいえ、店の人も人間だ。文句を言ってはいけないルールなど存在しないし、発言自体は個人の自由であるから問題はないと持論を述べる。個人の自由は他人に侵害されない限りは強調しても全く問題などないのだからな、と頭の中で考えながらもそう青年に対して述べていると、少し身体をよろけて頭を抑え、体調を悪そうにしている青年の客(フサキン)を見つけてすぐに声をかける。
「…む、君、大丈夫かね」
と、様子のおかしい彼に対して声をかけながら近付いている様子で。
【〔魔界〕《魔王城》〈魔族の訓練所〉[ヴァイル・オブスタクル]】
>イデア、レイヴン、チリ、ウェトス、魔族の訓練所ALL
四天王の各々の個性的な反応にさらにククッと口角を上げたのちにやってきた部下に対して手を振りながらフランクに話しかける。「だんだんと賑やかになってきたね~」と呑気に話しながら部下の話を聞く。
「あ、部下くんやっほ~。特訓ちゃんとするなんて積極的で偉いね!!
…戦争ねぇ~、だいぶ前に部下が結構やられた時あったしどうだろうね?
まあ今は補充されてるから問題はなさそうだけど…
ガノちゃ…ン”ンッ、魔王サマもあれ以降指示ないし微妙なところだよね。」
ついでに部下を褒めるように口を動かしつつ、近々人間達と戦争をするつもりかと聞かれれば面白そうだと言わんばかりに顎に手を当てて翼をパタつかせながらうーんと思考する。
以前大規模な戦争が起きたせいで大量の部下が犠牲になったと言う話を聞いて一度会議をしたことがあり、そこそこ減って大変だったと言う報告書は目に通したことがあるし一応保管してある。本人は基本サボることが多いせいか情勢に関しては上の空らしく一度天を仰ぎながら考える。とはいえ現在はある程度補充されているし、前よりも大分時間が経ったので大丈夫だろう、恐らくは。
恐らく、となっている理由としてはあれ以降魔王であるガノンドロフから直接的な動きは指示されていないから、という彼の現時点の状況下からの考察であった。
ちゃっかりタメ呼びしかけたのは内緒にしておきつつも、戦争が起きるかどうかは微妙なところであろうと結論づける。
ただ、チリの呟きをしっかり聞いていたせいか、自身もそれになんとなく頷いた。
「…な~んか、胸騒ぎがするんだよねぇ。いい意味で♪」
と、近々戦闘にありつけそうだと狂気的に微笑みながらそう述べている様子で。
【〔魔界〕《魔界の住処》〈食堂〉[マリキン]】
>魔界の住処ALL
「は~い!!らっしゃい!!
っだーーー客多いな相変わらず!!!なんで俺一人で全部やらなきゃいけねーんだァ!!」
次々とやってくる客を捌きながら声を上げつつもなんで注文配膳がこんな大人数の中自分一人しかいないのだろうか、とブチギレながらも客の前で愚痴を叫ぶわけにも行かないと思ったがそれは一瞬だったのか速攻で文句が飛んだ。これが沼なのである。
最初は無論戸惑う者や怒号を飛ばす者もいた。とはいえ魔物達にとってはもはや日常の一部なのか、マリキンの愚痴に慣れてしまったのか、自然とつっこんだりする人はいなくなってしまった。
注文を書き取りつつできた料理を必死に運ぶ。昼時はこれの3倍以上は忙しいのだから本当に大変である。
誰よりも速く最善で最低限の行動をとりつつ手を挙げた少女の注文に応える。
「あいよ~!!ハンバーグ定食ね!!少々お待ち下さい!!」
元気よく返事しつつ壁にさらに注文の紙を貼り付け、自分は注文の品を運び、と周りから見ればかなり忙しそうな状況のようで。
(/いえいえ、主様、寧ろ積極的に絡んでいただきありがとうございます!)
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