毒林檎 2024-01-21 14:39:57 |
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おや、また深い夢の中へ、ですか…
(ベッドサイドのテーブルへとりあえず皿を置き、彼女の眠るまだあどけなさが残ったままの顔を少しの間見つめていて。クスッと笑っては彼女が幼い日に小人たちに連れられて森の中を行進する姿を思い出しており、小人たちが歌っていた歌を小さく口ずさみつつその真っ白な頬にそっと手を添えて。さながら眠り姫と迎えに来た王子様だがそんな楽しそうな、甘い関係でもない。)
貴女の夢がすぐに途絶えますように…早く私の元へ降りてきなさい。
(穏やかな声色でそう呟けば前髪をふわりと避けてその額に口付け。立ち上がって自分もなにか摘めるものを、とキッチンへと戻ればバケットを焼いてバターを塗ってひと齧り。味覚というものを持ち合わせていないのかはて、と首を傾げ「美味しいですね、多分。」と自分が料理をできることに感心して)
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