住民O 2024-01-19 17:55:30 |
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隣の部屋からで有ろう、パタンと扉が閉まる音と慌ただしく出かける足音が聞こえれば開いていた本に羅列する文字から視線を上げて。
カーテンの隙間から外へと視線を向けると引っ越しのトラックが視界へと入った。トラックの中から小学生位の子供と、その親で有ろう大人が二人出て来たのが見える。
トラックを挟み、その脇を足早に歩を進めているのがお隣さんだろうと推測した。
自分も先週越して来たばかりだ。
一人暮らしで有る事や自身の性格的な物もあり、引っ越しの挨拶は控てはいたものの、唯一のお隣さんだけには必要だろうとタイミングを見ているのだがなかなか上手くいかない。小さくため息をついて立ち上がるとキッチンへと移動する。
コンロへと火を付けるとお茶の準備をし始めて。
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