匿名さん 2024-01-18 21:20:33 |
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鮫島旭
「……それはそうと…家入先輩、最近ちゃんと寝てますか?クマ酷いですよ。」
(椅子を向けて対面すると良く分かるが─家入先輩の肌は少しばかり荒れ気味で、眼の下に刻まれているクマも濃い。どう見ても満足に眠れていないのは明白だった。そう声を掛ければ、家入先輩は「ん?あー…そう言われると3日くらい寝てないな。」とさして気にした様子も無く答える。苦笑いと共に自分のデスクを探り、以前に誰かから貰ったままで放置していた温熱アイマスクを取り出して─家入先輩に一つ手渡した。家入先輩はあんがと、と軽い調子で礼を言いながらそのアイマスクを付け、「…あー…いいな、これ。眠くなってきた…肩貸せ、鮫島。」一方的にそう告げて自分の肩に頭を預けてきた。これが五条先輩なら殴り飛ばしているところだが、家入先輩なら別に構わない─家入先輩の頭を肩に乗せたまま、書類の整理を再開して。)
五条悟
「話分かるねー、流石伊地知!」
(半ば無理矢理了承させたようなものだが─彼女の同行を了承した伊地知と、アシストをしてくれた家入─どちらにもニコニコと笑顔を振り撒く。家入は口の動きだけで「他所でやれ」と返答した後、くるりと椅子を回転させて後ろを向いて。)
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