碧天( 〆 )

碧天( 〆 )

匿名さん  2024-01-18 21:20:33 
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御相手様決定済です!



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  • No.121 by 鮫島旭/五条悟  2024-01-28 14:38:24 

鮫島旭
「……いやに…きまってる、だろ。…しつこいし…めんどくさいんだよ、あんた。」
(顔を覗き込まれ、眉間の皺を更に深くしながら─無駄に顔の良い先輩からふい、と顔を背ける。横目でじとりと先輩を睨みつつ、残り数個までに減った唐揚げを口にぽいと放り込んだ。声にならない文句をブツブツと垂れながら、先程零してしまったものの代わりに新しく運ばれてきたビールのジョッキを手に取り、一気にその中身を飲み干す。ガン、とかなりの勢いで空になったジョッキをテーブルに叩き付け、今思えばとんでもない爆弾発言を口にして。)
「……だいたい、さあ。…あんた、なんでおれにからむんだよ。……おれのこと、すきなのか?」


五条悟
「そう?なら良かった!」
(彼女からカッコ良い、と言われて─あからさまに自分の表情がだらしなく緩むのが分かった。周辺から花でも飛んでいそうな空気のまま彼女の肩を抱き、浮き足立った気分でカフェの中へと入る。適当な席に腰を下ろし、いつものようにニコニコと微笑みながら彼女の顔をじっと見つめて声を掛け。)
「彩莉菜の服も可愛いね。」

  • No.122 by 五条悟/胡桃沢彩莉菜  2024-01-28 20:54:22 



五条悟

「面倒くさいとか酷くない?僕泣いちゃうよ?」

(顔を覗き込むも顔を背けられた。そして唐揚げを口に放り込みぶつぶつと文句を垂れられる。やはり嫌らしい。普段の様子から予想はしていたが本人から言われると少し堪える。内心はそう思いながらも表では茶化すように目をうるうるっと上目遣いにして。そうしていてはビールを一気に飲み干しジョッキを叩き付けた旭から好きなのかと言われた。目隠し越しに一瞬目を見開き驚く。今なら旭の本音が聞けると思い「…そうだって言ったらどうする?」とテーブルに頬杖をつき口元に笑みを浮かべながら試すように訊ねてみて。)



胡桃沢彩莉菜

「そ…そうかな?ありがとう。」

(彼にカッコ良いと伝えると嬉しかったようで表情が緩んでいる。その様子に思わず笑みを浮かべていては肩を抱かれカフェの中に入る。まだ同僚の男性は来ていないようで彼に導かれるまま席に腰を下ろした。何時ものように隣でニコニコと笑う彼は私の服を褒めてくれた。彼に褒められるのは何でこんなに嬉しいんだろう。嬉しくて頬を緩ませてお礼を告げる。そうしていては同僚だった男性が現れた。男性は笑みを浮かべ「彩莉菜、久しぶりだね、会いたかったよ。」と当時下の名前などで呼んでいなかったのにそんな事を言いながら向かいの席に座る。表情を曇らせながらも「…久しぶり。」と答えて。)


  • No.123 by 鮫島旭/五条悟  2024-01-28 21:08:00 

鮫島旭
「……べつに…どうも、しねえよ。…おとこがすきとか…かわいそーだな、とはおもうけど。」
(呂律の回らぬ舌で、普段の遠慮や社交辞令など一欠片も無い─鋭く尖った言葉を紡ぎ出す。眼の前で自分を試すように笑う先輩の顔が、水に絵の具が滲むようにじわり、とぼやけてきた。これは、本格的に駄目な酔い方かもしれない。そんなことを思う内に─ガン、と硬いものがぶつかり合う音が響いて─項垂れた拍子に額をテーブルに強か打ち付けていた。その痛みで目が覚めてくれれば良かったのだが、余程酔っていたのかすう、と穏やかな寝息を立て始めて。)


五条悟
「…どうも。」
(頬を緩ませる彼女に釣られるように、自分の表情も更に緩む。─と、そこに一人の男が入ってきた。そいつは馴れ馴れしく彼女の下の名前を呼びながら、向かいの席へ腰を下ろす。その様子に何様だよコイツ、とどす黒い感情が渦巻くのを感じた。彼女の表情が曇る所を見ると、どうせ碌でも無い男なのだろう─先程の笑顔は消え失せ、一瞬だけ精巧な彫刻にも似ているような無表情になるものの─一応は軽く頭を下げながら挨拶をしておいて。)

  • No.124 by 五条悟/胡桃沢彩莉菜  2024-01-28 22:10:59 



五条悟

「旭?おーい…寝ちゃってる?」

(旭は男は眼中に無いようだ。可哀想だなんて言われると思わなかった。流石の僕も好きな人に言われたらそれなりにダメージがくるなぁ。頬を指先でぽりぽりと掻いていては、テーブルに頭を打ち付けた旭。いつもの調子で名前を呼び声を掛けるが応答がない。もしかしてと顔を覗き込み耳を澄ませば穏やかな寝息が聞こえてきた。どうやらよっぽど酔っていたらしい。暫くは寝かせておくかと旭の寝顔を観察しながら見守る。_起きる様子もなく、間もなく閉店という時間に差し掛かれば旭に声を掛ける。「おーい、旭ー。そろそろ帰るよー?」と言いながら頬を指先でつつく。)



胡桃沢彩莉菜

「うん、私の彼氏。今勤めてる学校の同僚なの。」

(彼から挨拶をされた元同僚の男性はキッと彼を睨みながら品定めするようにじろじろと見た後、私の方に目を向けては「此奴が彩莉菜の言ってた彼氏?」と訊ねてきた。その言葉にこくりと頷きちらと彼に目を向けては紹介をする。男性は「そうなんだ、いつから付き合ってるの?馴れ初めは?」と付き合っていることを疑っているのか矢継ぎ早に質問をしてきた。そこまで考え切れていなかった。彼とも打ち合わせなんてしてないし、どう言おう。頭をフル回転させながら「えっと…」と言葉を紡ぐ。)


  • No.125 by 鮫島旭/五条悟  2024-01-28 23:45:01 

鮫島旭
「………ん…けんと、か?」
(暫くは気分良く眠っていたが─ふと頬に触れる小さな刺激で目を覚まし、ぐらぐらと引っ切り無しに揺れる覚束ない視界で目前の存在を見つめた。─今思えば、そもそも金髪と白髪であるし、顔立ちも全く違うのに何をどう間違える要素があったのか知らないが─その時の自分は、先輩を苦労人同士仲の良かった同期─七海建人に見間違えたらしい。ふにゃり、と効果音が付きそうな程だらしのない表情を浮かべながら七海(仮)に手を伸ばし、「……けんとぉ、たてねえからおこして。たくしーのかね、あとではらうから…」と最早自分でも何を言っているのか分からない言葉を漏らしながら眼の前の七海(仮)にいつものように甘えて。)


五条悟
「…彩莉菜とは、学生の頃からの付き合いなんだ。僕から告白してさ、付き合ってもらったんだよね。」
(彼女が言葉を紡ぐ前に、出来るだけ平常通りを心掛けた声で答える。─にこ、と表面上の営業スマイルを浮かべてはいるものの、内心は馴れ馴れしいんだよオマエ、やら僕より弱いし顔も良くない癖に僕に向かってコイツとか良く言えるな、やらと目前の男を徹底的に見下すどす黒い感情が渦巻いていた。─今思えば、目の奥は笑ってなかったかもしれないが─どうでもいい。ちょうど近くにあった彼女の手を取り、ちゅ、と見せつけるようにキスをして。)

  • No.126 by 五条悟/胡桃沢彩莉菜  2024-01-29 01:16:51 



五条悟

「…しょうがないなー。起こしてあげるよ。」

(目が焦点が合ってないが頬をつつき肩を揺らしていれば旭は起きた。しかし、何やら七海と間違えているらしい。だらしのない表情を浮かべながら手を伸ばしている。七海にはこんなにも甘えるの?僕との雲泥の差に嫉妬を燃やす。でもここで僕だと名乗り頼りたくないからと1人でふらふらと帰られるのは心配だ。ここは否定はしないでおくことにする。それにこうして甘えてくれる旭を楽しみたくもあった。満更でもなく、頬を緩ませながらも手を取り抱き寄せるようにして起こす。カードで会計を済ませれば旭を支えながら店を出て。)



胡桃沢彩莉菜

「!…ごじょ…悟…人前で…駄目…。」

(どう言うべきかと思案していれば彼が答えてくれた。自然な回答に内心ほっと安堵していては、彼が私の手を取り手にキスしてきた。ドキッとして頬に熱が集まる。思わず苗字で呼ぼうとするが彼氏なのに苗字は可笑しいかと何とか下の名前を呼んで、彼の方を向けばおずおずと優しく叱って。それを見た元同僚の男性はイチャついていると思ったようで「俺は付き合ってるなんて信じない!こんな奴、顔が良いからって騙されてる!」と彼を指差して。)


  • No.127 by 鮫島旭/五条悟  2024-01-29 08:15:12 

鮫島旭
「……ありがとなー、けんと。」
(─心做しか普段より身長が自分に近い気がする七海(仮)にされるがまま身を委ねて店を出た後、普段の自分からは想像もできない程締まりの無い表情でふにゃり、と笑いながら礼を述べる。そのままタクシー乗り場まで運ばれ、偶然その場に停まっていたタクシーに乗り込んで─座り込んだ後は七海(仮)の肩に頭を預け、「わり…めちゃくちゃねむい、から…おまえんち、とまらせて…」と呂律の回らない口で言葉を紡ぎながらも─頭がかくん、と揺れ、再び眠りに落ちかけていて。)


五条悟
「…あのさあ。」
(彼女からの遠慮がちなお叱りにはごめん、と笑み混じりでごく軽く詫びてみせた。─自分の名前を呼んでくれたことが酷く嬉しい。が、邪魔者─自分を指差す男には絶対零度の眼差しを向け、刺々しく突き刺すような声を出した。「…君、さっきから何なの?僕が彩莉菜のこと騙す訳ないじゃん、ホントに大好きなのにさ。」明確に言葉には出さない。だが─言葉の節々に邪魔だから帰れ、と言わんばかりの嫌悪感が剥き出しになっていて。)

  • No.128 by 五条悟/胡桃沢彩莉菜  2024-01-29 09:41:29 



五条悟

「旭、大胆♪…しょうがないなぁ、泊まらせてあげるよ。」

(旭は嫌がること無く僕に身を委ねており、会計を済ませ店を出ると締まりのない表情で笑ってお礼を言ってきた。その表情に可愛いなぁと内心悶えながらもタクシー乗り場まで向かう。丁度タクシーが停まっており乗り込む。旭の家までの住所を言おうとしていたところ肩に頭を預けられ泊まらせてくれと言い今にも眠りそうになっている。ほんと可愛い♪こんな甘えてくれる機会なんてそうそうないし甘やかしちゃおうかな。楽しむことにして了承すれば運転手に僕の家の住所を伝え、旭の髪を撫でてやり寝かせて。_それから僕の家の前に到着すると支払いを済ませ、旭の肩を揺らし「旭ー、着いたよ~」と声を掛けて起こして。)



胡桃沢彩莉菜

「え……キス…?」

(謝る彼に目を向けていては、元同僚の男性が騙されていると言う。すると彼は騙す訳ないと否定している。大好きという言葉を嬉しく思ってしまう。これは演技なのに…。演技だと言い聞かせて男性の方に早く諦めて欲しいと思いながら目を向ければ、男性は彼の眼差しに怯んでいる様子だが声を荒らげ「そ、それならこの場でキスして証明してみろよ!そしたら諦めて帰ってやる!」とまだ疑いを持っているのか確実な証明を見せろと言う。その言葉に驚き目を瞬かせる。そんな事を言われるとは思いもしなかった。どうしようと内心慌てながら考えていて。)


  • No.129 by 鮫島旭/五条悟  2024-01-29 10:04:49 

鮫島旭
「……ん、いつもわるいな…ありがとう。」
(暫く心地良いタクシーの揺れに身を任せ、眠っていたが─どうやら家に着いたらしく、肩を揺すられて目を覚ます。目を覚ました途端、視界に飛び込む光に目を細めながら─あれ、七海(仮)の家ってこんな高層マンションだったか?それに七海、こんな軽い口調だっただろうか─などとぼんやり思いはしたものの、酒で禄に回らない頭ではその思考もすぐに消え失せてしまった。礼を言いながら再び肩に頭を預け、普段酔い潰れた時に─七海の家で引き取って貰っている礼を述べつつ、家の中まで大人しく運ばれて。)


五条悟
「…いいよ?」
(見ていて哀れなほど必死な男をふん、と鼻で笑いながら彼女の顔を自分の方へぐい、と引き寄せる。緊張している様子の彼女に「目、閉じてて。」と小さな声で囁きつつ─邪魔なサングラスを外してテーブルに置いた後、唇に軽くキスをした。まだ子供だったあの頃はこんなこと出来なかったなあ、などとぼんやり思いつつ、自分と彼女を凝視している男を─お前の望み通り証明してやったぞ、と言わんばかりに冷たく睨んで。)

  • No.130 by 五条悟/胡桃沢彩莉菜  2024-01-29 13:06:44 



五条悟

「ふーん…いつも、ねぇ…」

(肩を揺すり起こせば腕を取り抱き起こせばタクシーから降りる。高層マンションのエントランスに向かい歩いていればいつも悪いなとお礼を言う旭。いつもと言う言葉にぴくりと反応する。七海はいつもこうして旭を泊まらせているのか。今度ダル絡みしてやろー。心の中で嫉妬をして七海に嫌がらせを考えながら呟き、エントランスに入る。カードで通過するとエレベーターに乗り最上階に向かう。到着しエレベーターから降り自身の部屋の前に到着すれば鍵を開け中に入る。寝室の大きなベッドに旭を連れて行けば「旭はそこで寝てなよ。」と告げてはキッチンに向かい冷蔵庫にあったミネラルウォーターを取り出し寝室に戻ればキャップを開けた状態で「喉乾いたでしょう?これ飲んで?」と旭の前に見せて。)



胡桃沢彩莉菜

「もう…人前なのに…。」

(私はキスという言葉に躊躇ったが彼は落ち着いている様子で了承して顔を引き寄せられる。本当にするの?ドキドキしながら見詰めていては目を閉じるように言われる。もう彼に任せるしか手立ては思い付かずサングラスを外した彼の素顔に胸が高鳴りながらも素直に目を閉じる。すると近付いてくる気配がして唇が軽く重なった。唇が離れるとゆっくりと目を開け恥ずかしさから顔からすぐ距離をとると赤い顔を隠すように俯いて呟いて。彼と私の様子を見た元同僚の男性は認めざるを得なくなったのか「お、お前らなんかすぐに別れるに決まってる!お前なんかこっちから願い下げだ!」などと負け惜しみを言いながら逃げるようにカフェを出て行った。)


  • No.131 by 鮫島旭/五条悟  2024-01-29 13:29:42 

鮫島旭
「………ん…わかった。」
(暫くは運ばれたベッドに寝かされながらうとうとと船を漕いでいたが─ふと目の前に差し出された水にこくり、と大人しく頷いてそれを素直に手に取る。眠いからかあまり力が入らず、脱力した唇の端からはポタポタ、と飲み切れなかった水の滴が垂れ、シーツの上に水を零してしまった。手の近くに出来た小さな水溜まりに目を向け、「……あ…わるい、みず…こぼした。」と拙く辿々しい発音で七海(仮)に頭を下げ、謝罪する。あつい、とぼやけたような声で呟きながら羽織っていたジャケットを脱ぎ捨て、シャツのボタンを外そうとするが上手く外れないボタンに苛立っているようで。)


五条悟
「ダッサ。」
(自分と彼女を見て、逃げるようにカフェを出ていった男にそう吐き捨てながら─テーブルに置いたサングラスを掛け直し、べ、と舌を出して学生時代によく見せていた─他人を小馬鹿にしたような表情を浮かべる。男の背中が見えなくなった後は彼女の方に普段通りの笑顔で向き直り、「ごめんね?あの男にムカついてキスしちゃった。」としおらしい言葉程は悪びれる様子もなく謝ってみせて。)

  • No.132 by 五条悟/胡桃沢彩莉菜  2024-01-29 15:40:56 



五条悟

「…ねぇ、飲めないなら口移ししてあげようか?」

(目の前に水を差し出すと素直にそれを受け取る旭。飲んでいるものの口が動かないのか飲みきれなかった水が口から垂れシーツに染みを作った。その様はなんか色っぽくて煽られてしまう。それに加え暑いと呟きジャケットを脱ぎ、シャツのボタンを外そうとしている。何やら上手く外れない様子で苛立っている。理性が抑えきれなくなってきて、ベッドに旭を押し倒すと耳の前に手をつきながら熱くなっている頬に触れ告げる。そして手をシャツの方に移動させシャツのボタンに手を掛けて「ボタンも僕が外してあげるよ。」と告げボタンを外していき。)



胡桃沢彩莉菜

「ううん…。ああでもしないと諦めてくれなかったろうし、大丈夫。」

(元同僚の男性がいなくなり赤い頬も落ち着いてきて顔を上げると彼は学生時代の時に見せていた舌を出す仕草をしている。そして此方を向くといつもの笑顔で男にムカついてキスをしたと謝る。彼はいつもの様子でキスを意識した様子は無い。彼にとってはキスはそんなに特別なものじゃないのかな。彼はあの頃よりも更にカッコ良くなっているし女性との経験もあって慣れているのだろう。私はドキドキしてしまったのに…。やはりこの想いは思い出すべきじゃない。想いに蓋をしてはいつもの様子を装い首を横に振り答える。そして続けて「恋人のフリしてくれてありがとう。助かったよ。」と告げて。)


  • No.133 by 鮫島旭/五条悟  2024-01-29 15:57:08 

鮫島旭
「………そこまで、しなくていいっての。」
(ふと─視界がぐらり、と揺れてベッドの上に押し倒され、目の前には七海(仮)の顔があった。口移し、と宣う言葉に眉を顰めながら首を横に振り、力は入らないながらにその顔を押し退けようとしたが─酒の所為で脱力した手では大した抵抗にもならない。過ぎた眠気と過ぎた深酒のダブルパンチを食らって禄に回らない頭では七海(仮)の発した言葉の意味を飲み込むのも、行動を止めるのも何一つ間に合わなかった。─だが七海(仮)なら、口移しされても然程抵抗はない。お互いに酔っぱらいのやることだ、と水に流せる。「……ん…でも、けんとなら…べつに、いいか。…ほら、のませろ。」─あの発言は今思い出すだけでも、無性に穴があったら入りたいような気分に陥った。あ、と声を漏らしながら小さく口を開き、親から餌をもらう雛鳥のように─水が入ってくるのをぼんやりと待っていて。)


五条悟
「…ねえ。」
(彼女の言葉に─ちくり、と胸の奥に針が刺さったような感覚を再び覚えた。─今なら分かる。この気持ちは─悲しい、だ。思わず彼女の手をきゅ、と控え目に握り、小さく首を傾げてみせる。「恋人のフリ、じゃなくてさ。…僕のこと、本当に彩莉菜の恋人にしてくれない?」逃げ道を作るように声色だけは冗談めかして、だが瞳の奥には一切笑っていない─真剣な色を宿して、彼女にそう問い掛けて。)

  • No.134 by 五条悟/胡桃沢彩莉菜  2024-01-29 18:13:35 



五条悟

「七海なら良いんだ?へぇ…」

(口移しと言うと旭は嫌がった。しかし酔っているからか力は弱く何の抵抗にもなっていない。抵抗している手を退かせようとしていたところ旭が抵抗を辞め七海なら良いかと飲ませろと催促してきた。七海ならという眉をピクリとして呟く。やはり七海にはお灸を据えてやらなければ。そう思いながらも今は嫌がらない旭を堪能することにした。ミネラルウォーターを口に含めば小さく口を開き待つ旭に顔を近づけ唇を重ね旭の口内に水を流し入れて。)



胡桃沢彩莉菜

「本当の…恋人…?」

(手を握られ彼に目を向けると本当の恋人にならないかと言われた。一瞬、理解出来なく彼の言葉を繰り返す。理解してきては目を瞬かせる。すごく嬉しい。学生の頃から待ち望んでいた言葉だった。声色は冗談っぽいが瞳は本気なのが伝わってきた。彼と両想いなのならずっと蓋をしてきた想いを解放出来る。でも、学生の頃のあの日に突き放されて彼は私の事何とも思ってないんだと思った。今も好きだとは言われてない。俯けば「でも五条くんは私の事なんて…」と呟いて。)


  • No.135 by 鮫島旭/五条悟  2024-01-29 18:37:10 

鮫島旭
「……ん……っ、」
(ぼんやりとした感覚ではあるものの、目前の七海(仮)が纏う空気が一変したのを何となく感じ取る。何やら帰りから感じていた、そこはかとない違和感に疑問を感じつつも─容赦なく口の中へ流し込まれる、唾液混じりの生温い水を大人しく飲み込んだ。時折飲み損ねた水の滴が唇の端から垂れ、自分の首元へポタリと滴り落ちる。少しの間大人しく水を飲まされていたが、やがて眠くなってきたのか─瞼が閉じ、流し込まれる水は唇の端からほとんど垂れていった。─一方その頃─高専で時間外労働中の七海はくしゅん、と小さなくしゃみをしていた。鼻を啜りながらPCのキーボードを叩き、眉を顰めながら「……悪い予感がする。」と何処か疲れ果てた声で呟いて。)


五条悟
「……僕は本当に好きだよ、彩莉菜のこと。あの時から…ずっと、ね。」
(きちんと言葉にすべきだったか、と僅かな後悔の後。俯いてしまった彼女の顎を手で掬い上げ、サングラスを外して─自分の瞳で、彼女の瞳を真っ直ぐに見つめた。美しい空色の瞳には彼女の姿が映し出され、愛おしいものを見つめる時のような─柔らかな光が宿っている。あの時─道を違えた親友と同じように、大好きな彼女も自分の前からふっと消えてしまうような気がして─思わず突き放してしまった事を、ずっと後悔し続けていた。優しく微笑んだまま彼女に顔を寄せ、改めて問い掛け。)
「…ずっと好きだった。返事…聞かせて?」

  • No.136 by 五条悟/胡桃沢彩莉菜  2024-01-29 19:58:03 



五条悟

「…寝ちゃったか。ざーんねん、もう少し楽しみたかったのになぁ。」

(ミネラルウォーターを口に含むと旭と唇を重ね旭の口内に水を流し入れる。それを何回か繰り返していれば飲み込み切れなかった水を唇の端から溢れている。その様子に煽られてしまい、更に唇を重ね水を口移しする。少しの間そうしていたが眠ってしまったようで瞼を閉じ口内に流し入れた水が唇の端から殆ど溢れている。もう少し楽しみたかったがここまでのようだ。仕方なく旭から離れると布団を掛けてあげる。そして昨日からシャワーを浴びられていないためバスルームでシャワーを浴び寝室に戻ってきてはそのまま旭の隣に潜り込んで。ベッドは広いため2人でも充分余裕がある。ベッド貸してあげてるんだからこれくらい良いでしょ。隣に居る旭に抱き着くようにして眠りについて。)



胡桃沢彩莉菜

「…私も、五条くんのこと…あの時からずっと好き。」

(俯いていると、顎を掬い上げられサングラスを外した彼に見詰められ。空色の綺麗な瞳。やはり彼の瞳は綺麗で好きだな。見詰め返していると優しい表情を浮かべ想いを伝えてくれた。嘘をついているようには思えない。本気で想ってくれていることが伝わった。嬉しい。私もやっと蓋をし続けていた想いを解放し伝えられる。彼に改めて問い掛けられれば私も笑みを浮かべ想いを伝えた。その途端、頬に一筋の涙が溢れる。そして次々にぽろぽろと涙が溢れてしまう。自身でも意識していないのに溢れる涙に戸惑い指先で拭いながら謝って。)

「…っ…ごめんね…止まらない…」


  • No.137 by 鮫島旭/五条悟  2024-01-29 20:15:04 

鮫島旭
「………けんと、おまえ…あったかいな。」
(抱き着かれた瞬間もぞもぞと身動ぎし、隣に潜り込んできた七海(仮)の背中に手を回し─控え目に抱き着いた。普段の刺々しさは欠片も無い声でぽそりと呟きながら、心地の良い眠りの中に落ちる。─そして、翌朝。見事なまでの二日酔いによる酷い片頭痛で不快な目覚めを迎えた。─自分は何かに抱き着いているし、抱き着かれている感触もする。抱き枕でも抱いて寝たのか?いや、抱き枕なら抱き返されている感触など無いはずだ─と自問自答しつつ、うっすら目を開けて状況把握をする。─目前で腹が立つほど綺麗な顔を晒して寝ていたのは、五条先輩だった。思わずベッドから飛び降り、警戒の色を剥き出しにしながら肩を揺すって困惑したような声を掛け。)
「………あの、どういう状況ですかこれ?」


五条悟
「…いいよ、すっきりするまで泣きな。」
(彼女の返答を聞いた瞬間、一瞬目が見開かれた後─ぱあ、と表情が目に見えて明るくなった。暫くはありがとう、と笑っていたが─ふと涙を流す彼女の身体を引き寄せ、ジャケットの肩口辺りへ顔を埋めさせてやる。背中へ手を回し、人目も憚らず抱き締めながらそう声を掛けた。─このジャケットは駄目になるかもしれないが、これで彼女の涙が拭えるなら安いものだ。ぽんぽん、と子供をあやすように優しく背中を叩いて。)

  • No.138 by 五条悟/胡桃沢彩莉菜  2024-01-29 21:23:48 



五条悟

「…んー………あぁ、起きたんだ。おはよう、旭。」

(旭に抱きつくと旭も抱きついてきて眠りについた。_翌朝、肩を揺すられ目を覚ます。警戒の色を剥き出しにしながら困惑して訊ねてくる旭に寝ぼけ眼で目を擦りながら呑気に挨拶をして起き上がればベッドサイドのサングラスを掛ける。そしてやっと問われていた事を思い出せば「なに?昨日の楽しーい夜の事覚えてないの?旭あんなに大胆だったのに…」といつもの調子で茶化しながら横座りして女の子のような所作と表情をして。)



胡桃沢彩莉菜

「…落ち着いた…ありがとう、五条くん。」

(返事をすると嬉しそうな彼に笑みを返そうと思うも涙が溢れて止まらなくなった。すると彼に引き寄せられ肩に顔を埋めさせられて。抱き締められスッキリするまで泣くように言われた。その言葉にこくりと頷いては更に涙が止めどなく溢れてきて。ずっと我慢してきたから嬉しくて涙が止まらなくなったのかもしれない。暫く彼に背中を優しく叩かれていては落ち着いてきて涙が止まってきた。泣き腫らしたスッキリした顔で顔を上げれば笑みを見せて。)


  • No.139 by 鮫島旭/五条悟  2024-01-29 21:48:20 

鮫島旭
「………最悪だ…」
(見ているだけで吐き気がしそうな仕草をする先輩を見つめ─深く長い溜息を吐き出した。二日酔いと片頭痛の所為で昨日のことなど禄に思い出せないが、自分でも胃もたれがしそうな言葉を吐いていたことは何となく覚えている。殴られているように痛む頭を押さえ、尻ポケットに入っている携帯で時間を確認した。─まだ出勤までには時間がある。二日続けて同じ服など着たくないが、仕方ない─ベッドに脱ぎ捨てた服を手に取り、再びそれに着替えた後携帯を尻ポケットへと戻した。無駄に広いリビングの奥にあるキッチンへ足を踏み入れる直前、思い出したように口を開いて。)
「……五条先輩、ちょっとキッチン借りますよ。…俺、朝メシ食わないと頭回らないタイプなんで。」


五条悟
「ん、どういたしまして。」
(彼女の涙が止まるまで、暫く大人しく黙っていたが─漸く顔を上げた彼女にニコリ、と微笑んでみせた。若干瞼が腫れていたが─泣くだけ泣いてスッキリしたらしい。ついでに言えば声も若干涙声だったが、表情自体は晴れやかなものだった。改めて彼女の手を取り、その手の甲に軽くキスをしながら─学生時代の頃のように唇の端を吊り上げる、悪戯っぽい笑みを浮かべて声を掛け。)
「それじゃ、改めて…よろしくね、彩莉菜。」

  • No.140 by 五条悟/胡桃沢彩莉菜  2024-01-29 22:42:39 



五条悟

「最悪って酷くない?昨日はあんなに甘えてきてたのに。」

(昨日の可愛い旭は何処へやら。最悪だと言われる。優しく介抱してあげた先輩に対する態度がなっていない。ぶつぶつと文句を垂れていてはそれを無視しキッチンの方に向かっている旭。キッチンに足を踏み入れる直前、キッチンを借りると声を掛けてきた。別に使うのは自由にしてくれて構わない。触られて困るものもない。ただ、冷蔵庫に食材を入れていたかは覚えていない。甘い物が目立つかもしれない。出張も多いため家に戻らない事も多々あるため冷蔵庫の中の記憶が曖昧であり。「好きに使って良いよー。あ、ついでに僕のも作ってよ。」と答える。流石に僕の家のキッチンを借りるわけだし断られることもないだろう。)



胡桃沢彩莉菜

「!…うん、よろしくね。五条くん。」

(スッキリしたため顔を上げると微笑んでくれた彼。そして手を取ると手の甲にキスをして学生時代の頃のような悪戯っぽい笑みを浮かべよろしくねと言われた。やはりキスされるのは慣れずドキッとしてしまいながらも学生時代と変わらない彼の表情に笑みを浮かべ答えて。ふと彼の肩を見れば私の涙で濡れている。あのジャケット質が良かったしきっとブランド物だ。高価なものをあんなにしちゃうなんて…。鞄からハンカチを取り出すと慌てて彼の肩を拭きながら「ごめんね、このジャケット高価なものでしょ?」と謝って。)


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