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①アンドロイド
一人につき一機と定められている。大抵は成人や就職等のお祝い事に乗じて造られる。機体ごとにカスタム可能、今や必須のインフラ。
機体はロボット三大原則を忠実に守って造られている。『人間に危害を加えてはならない』という第一原則は、絶対不可侵のはずだったが……。

②とある計画
アンドロイドを頂点とした人類管理システムを構築しようと言う目論見。盗んだ四機を始祖として、完全管理社会を築き上げようとしている。
便宜上は『ANGELプロジェクト』と呼ばれている。『ANGELプロジェクト』は四人の人間で構成されており、まだまだ小さな組織。

③システム：『ANGEL』
とある四機のアンドロイドに埋め込まれたウィルスコード。それぞれに対して特異能力を獲得させる。
埋め込まれた能力は『ANGELプロジェクト』関係者には通用しない。また『ANGELプロジェクト』関係者に対し、所属アンドロイドは危害を加えることが出来ない。

④プロジェクト本拠地
管理者Ａが所有する大河近くの廃工場。元は敗戦国のおもちゃ工場だったらしいが、完全に機能停止し内部は生活用に整えられている。電気・水道等のライフラインも使用可能。
内部を整えていると言っても、東西南北をパーテーションで区切りベッドや机を置いているだけ。東→管理者Ａ、西→管理者Ｂ、南→管理者Ｃ、北→管理者Ｄの区域。基本的にアンドロイドはそれぞれのマスターの区域に駐在する。

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