そうだ!お前の過去に、どんな事があったかは知らない。けど、俺はお前と一緒にいたい。お前の声が、歌が、どうしようもなく……離れねぇっ…… (ぐ、と掴んだ手に力を込めて言葉を発する。呼吸が荒くなり、文末は雨の音にかき消されそうになるが必死に伝え) だから、な?もう、勝手に何処にも行くな…… (掴んだ腕を引き寄せて、自分の胸に抱き寄せる)