ワンコが恋する大人な相手 〆

いい飲みっぷりだな、見ないうちに上戸にでもなったか？(半分程度まで一気に喉へ流し込む様子を見詰めながら、自分はといえばゆっくりと1口を楽しむ様に少しずつ中身を減らしていき。まさかあの弟みたいな貴方とこんな風に酒を楽しむなんて想像もしておらず、寧ろ貴方は酒に弱いだろうと考えていた為口調に驚きが滲む。
大袈裟な肯定の後の少しの間を越え、続いた言葉に「…同じ事を考えているな、俺も海渡と飲んでいるから普段より美味く感じる」と含羞みながらも疑問をひとつも浮かべずハッキリとそう伝えて。特に深い意味はないつもりでいたから恥ずかしさ等はなく。
もう二口程流し込んでグラスの3分の1程まで中身を減らすと、1度テーブルへグラスを置いて頬杖をついては相手の整った顔をじっと黙って見遣り。)

【風邪も引かないし一石二鳥ですよ(にやにや)
わー！その流れもいいかも…、この後の辰巳の仕事は悩んでいるんですよね、休み明けで帰っちゃうのか…

はーい！いくらでも！こちらも何かあれば遠慮なく！！】