「…なるほど、ならばオレの能力も無理か。レベル0だがな。」 燃え跡に触れて諦めている彼の様子を相変わらず腕組みをしたまま表情も変えることなく見つめたあと、視線と顔を空色に染っている空の方へ向けると、そう語る。彼は空間移動のレベル0(ただし、無能力の方ではなく測定不可能という点でレベル0)であるため、変換は無理なことを