地図を見ようと思ったけれど、携帯も圏外で使えない。 落胆した私は自分の持つ記憶力で渋谷であろう方面へ向かった。 すると、コンビニから出て来た人影が見えた。 「あのっ!」 私は必死に叫んでその人を呼び止めた。