匿名さん 2024-01-05 19:35:07 |
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…そう。なら良かったわ。朝食作りの約束は守れそうね。
……あぁ、その冊子、後でまた私にも見せて貰えないかしら。この神社のことが書いてあるんでしょう?
(まださほど遅くない時刻だと知って安堵しつつ、彼が冊子を台に置く様子を見て、後で見せて欲しいと言っておく。社務所で見つけた時は地図らしき頁しか眺めていないし、もっとよく読めばこの神社の事や彼のことについて何か記載されているかもしれない、と興味を示しているらしい。古いものに違いはなかったが、簡単に見かけた感じ自分でも十分に読めそうなものではあったし、良いだろうか、と首を傾げてみて。
首を傾げた際に落ちてきた髪の毛をまたかきあげると、朝食を作る上で邪魔になるな、なんて考えが頭に浮かぶ。髪を伸ばすのは好きだが実際に鬱陶しい事も多いため、念の為いつも持ち歩いているものがあった。
最後に布団を畳みながら枕元に置いていたスマホを持ち上げ鞄の近くへ戻すついでに、今度はヘアゴムと髪留めを取り出す。
寝癖のついた髪をせっせと手櫛である程度整えると、高い位置で1つに結い上げ、更にそれを団子状にする。また、7:3で分けていた前髪部分の髪も垂れてこないように、形を整えながら髪留めを使って耳元で固定させた。)
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