狂王 2023-12-28 16:15:42 |
通報 |
>31 シグルク様
(/ご参加希望ならびにプロフィールのご提出ありがとうございます!アタッカーもタンクもこなせる荒々しく勇敢なドワーフ戦士さん、魅力が盛りだくさんすぎて拝読しながらわくわくしてしまいました!擬態系のモンスターに騙されやすいのが可愛らしくてほっこりしております。ぜひご参加いただければと思います。進行中のロルに参加いただくでも、他のシーンを新たに追加いただくでも大丈夫です!)
>迷宮─第四階層
──おい!逃げろ!!
(二人が加戦してくれたことを確認し、再び襲い来る敵勢へ向け攻撃魔法を放つ。細い光線を連射する光魔法で動きの素早いモンスターを仕留め、一体ずつその数を減らしていく。会ったばかりの彼らの力量はまだ分からないが、大物を次々と剣で打ち倒していく彼女はまず間違いなく強い剣士だろうし、戦闘職ではなさそうな彼も敵に反応して充分戦えている。このまま押し切れそうだ──そう少しの安堵を覚えた時、太い獣の吠え声が辺りに響いた。振り返れば巨体のアウルベアがエルフの弓使いに今にも襲いかかろうというところ。声を張り逃げるよう呼びかけたが、彼女は間合いが近すぎて獣に対処出来ないと判断してか、弓に構えた矢をこちらへ放つ。その矢は魔法で打ち損じ間近に迫っていた大蝙蝠に命中し、背後でドサッと地面に落ちる音がした。アウルベアの前足が彼女を捕らえようと降りかかり咄嗟に光線の軌道をそちらへ向けるが、先程受けた肩の矢傷がズキリと痛み、頭を狙ったはずが軌道が逸れてその片腕を吹き飛ばすに留まった。右腕を飛ばされたアウルベアは更に興奮を高め、大きく一つ吠え声を上げて再び彼女に襲いかかろうとする。対処しなければと焦りを覚えるが、今の一撃で魔力は全て離散したらしい。魔杖を向けて何度も光線を放つが、魔力の薄いそれらは敵の巨体へ届く前に空気中へ消えていく)
くそ、くそ!…っ、届かない…!
トピック検索 |