通りすがりさん 2023-12-27 11:12:37 |
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【 妃 硝華 】
お洋服考えなくちゃ。
( 〝彼〟か離席をしている最中。暫く花歌を歌っていたがふと次の土日は共に過ごせるのだと思い出せばぽつりと自分が今やるべきことを思い出して。スマホを持ちながら愛犬と共に自分の部屋に戻り、ホテルのスイートルームのように広く整頓された自室に鎮座するウォークインクローゼットを開き。まるで芸能人の衣装部屋のように様々な洋服がずらりと並ぶウォークインクローゼットに足を踏み入れてはやはり機嫌よく花歌を歌いながら洋服を選びはじめて。愛犬も硝華のお手伝いをしているのかとある服の裾をちょいちょいと足先で引っ掛けているの見ては「 うふふ、それがいいと思う? 」とくすくす笑い。 )
【?椿 】
─── !すごい、とっても上手だわ。
ね、見て、葵依!
( 小町の書いた文字を見ては椿はまるで書道の達人が書いたかのようなその達筆で流麗な文字に目をまん丸にしては思わず隣に座る彼の裾をくい、と引っ張ってはきらきらとした瞳で懐紙を指さして。と、そこでふと自分よりもずっとずっと長い時間小町と過ごしてきた彼が其れを知らないはずがないと気付いてしまえば、かあっと顔に一気に熱が集まり「 、…なんでもない! 」と恥ずかしそうに彼の裾を掴んだ小さな手をおずおずと離して。 )
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