……!あ、えっと、 知ってるんですか……? (考えてもなかった言葉が出できて、びっくりしてしまい口元に手をやったまま目を見開いて後ずさってしまう。他の人に聞かれたらはぐらかすなんてことが出来たと思うけど、今話しているのはいつも遠目から見ていた、いわば憧れの存在だ。そんな器用な真似できるはずもなく。これでバレることは今まで無かったからか、油断していた面もあったと後悔して)