違うよ、優里のこと捨てるわけないじゃん。ごめんね、不安にさせたよね。 ( 電気も付けず真っ暗な部屋の中で一人で不安を感じていたことがわかると自分より少し身長が大きいため、見上げる形になりながら服にしがみついてきた相手の頭を撫でる。自分の服を握る相手の爪先から血が出ていることがわかると、ゆっくりと自身の服から相手の手を離し、優しく手を繋ぎ安心させようとしていて。)