司類なり＊

家に帰ろう(相手を抱き締めては、そう言って相手の家に行くことにしては、セカイから出て)

…
（迷惑をかけたと思っていて）

ほら、ゆっくり休むといい！(相手の家に着けば、すぐに相手の部屋に行き、ベッドに寝かせて)

うん、ありがとう
（落ち着きながら）

…っ(相手がどこか妖艶に見え、顔を赤くしては背けて)

？どうしたの？司くん
（不思議に思い）

な、なんでもないっ！(相手の方をちらりと見るも、すぐに背け、なんでもないと言い、堪える様に手をぎゅっと握り)

気になるじゃないか…
（なぜ後ろを向いてるのか気になり）

…で、ではオレはそろそろ帰るとしよう！(恥ずかしさを誤魔化す様に言うと、立ち上がり、足早に家を出て自宅へ向かい)

…なんだったんだろう…
…それにしてもなんか暑いなぁ…
（上着を脱ぎ）

襲ってしまう所だった…(自室に行けば、ベッドに潜り込み、そう呟いて、相手の衣装を着た写真と共に自慢げな言葉を送るものの、友達にするつもりが、間違えて相手に送っていて)

司くん？
…え？
（写真を見）

…よしっ！(相手に描いてもらった絵を、部屋の壁に飾っていて、相手に誤送信していることに気付いておらず)

…？
（「えっと、僕の服？」とメッセージを送り）

類から？(相手からのメッセージが来るとなんだろうと思いつつ見れば、ようやく気付き、『違うんだ！これは類のではなくてだな？！似てるだけと言うか…！！』と急いで言い訳をするも、本人もよくわからなくなっていて)

…着たかったら言えば貸したのにねぇ…
（「わかったよ」と自分の服というのに気づいているものの返信し）

何をしているんだ、オレは…！！(恥ずかしさからバタバタと足を動かし、叫ぶように言い)

…さっきからやっぱり暑い…熱測ろうかな
（体温計を手に取り熱を測り）

…類とする為に、もう一度調べておこう(モゾモゾとベッドの中で動くと、携帯で調べ始めて)

…38.9…どうしようかな…
（迷っていて）