…!ああ、入ってくれて構わない (あと少しで眠りに落ちてしまうその直前に、彼女の声に条件反射のように目を開けて。疲れていると悟られないように、いつも通りに部屋へはいるように促して。先程とは違った服装にわざわざ着替えてきたのか、と几帳面だと感じて。机と椅子と本棚くらいしか目立つものがない、そんな生活感がない執務室の中に立っていて。彼女の持っている軽食に目をやって「そこに置いてくれ」と机を指さして)