えっ…と、そうです…白羽です (耳元で言われた声に聞き覚えがあり、否定しないといけないところをうなづいてしまって。口元に手を当て困ったように眉を下げて彼女を見る顔は、まるで捨てられたような犬のようで。「俺の事、知ってるんですか?」と不安そうに聞いて)