(上も下も関係ない、と言われると、確かにそうかもしれないけど、と肩を竦める。そして、離れていく手を少しばかり名残惜しそうにちらりと見つめるが、そのまま時計を見やる相手に気付き、頭をかいた。) あー…、いや、無い。寧ろ、余計なことまで言っちゃった感あるし。 ごめん、こんな遅くまで付き合わせちゃって。