( 朝からもう1つの職場で仕事詰めな1日を送りやっとのこと帰路を進む。冷たい風に身震いしながら何となく携帯を開くとメッセージが届いていることに気付き、なんだろうかと指を動かした。 そこに映っていた綺麗な虹と青い空は、今朝自分が見落としていたもので、無意識に小さく口角を上げ、返信を打ち込む。) 「ごめん、仕事で通知切ってて、今見た。」「めっちゃ綺麗だね。写真ありがとう。」