主 2023-10-22 20:18:29 |
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─── ……ふふ。碧ったら。
( どんな女性でもころりと落としてしまうような美麗な笑みを小さく浮かべる彼女にまたきゅん、と恋に落ちてはぱち、と瞳を丸くした後にすぐにそんな彼女に甘えるようにふわりと微笑んで。幼い頃から隣にいるはずなのにこうして毎日飽きもせずまた彼女のことを好きになるのもいつものことで、硝華は他の誰にも聞かせたことの無いような甘ったるい声でくすくす微笑み。彼女の指した服をなになにと覗き込んでみれば、女子高生をメインターゲットにしたこの雑誌にしては比較的露出度の少ない丈の短い水色のワンピース。硝華はこの洋服のブランドを脳内にインプットすれば次の休みにでも買いに行こうと早速決意し、「 とっても可愛い。それに私の好きな色だわ。碧の色だもの。 」と隣の彼女を見上げながらにこにこふわふわ微笑んで。 )
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